この辞典には当会内でしか通用しない用語、用法を収めてあります。
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行
あいしつつにくむ 【愛しつつ憎む】 |
夏葉氏が桑島法子に対して、秋末氏が90年代萌えアニメに対して、岩波氏がビートマニアに対して、猫人氏がしーぷるぷるに対して、烏丸氏がどんどん増えて部屋の貴重なスペースを消費していく未開封のCD・DVD・ビデオテープの山に対して抱いている感情。特定の対象に対しアンビヴァレントな感情を抱くこと。 |
ありあけれいかい 【有明例会】 |
臨海副都心の「東京国際展示場」にて夏と冬の年二回行われる非公式例会。当会もサークル参加。 |
いんどへいけ 【インドへ行け】 |
主に有村氏に対してネット環境から離れることを勧める言葉。 |
えすえふ 【SF】 |
(1)"Science Fiction" の略。「SFって美少女軍人が宇宙を股にかけたり美少女エージェントが惑星ブッ壊したり美少女異星人が押しかけ女房したりするやつですよね」と言うと、こめかみに青筋を立てたおにいさまがたに便所裏にご招待してもらえます。
(2)すっとこどっこいふぁんたじぃの略。 |
えすえふまがじん 【SFマガジン】 |
当会が非常にお世話になっている、早川書房の三大雑誌の一つ。当会の「特徴ある」紹介文を長年いやがりもせずに載せてくれる(くれた)物好きな雑誌。時々当会OBの文章が掲載されることも。(→ミステリマガジン) |
えぬじーわーど 【NGワード】 |
九十年代に青春を迎えた彼らには恥ずかしくてとても言うことのできない言葉。
(例)エイエンハアルヨ、ココニアルヨ |
えむえる 【ML】 |
メーリングリストの略。メーリス。平時に於ける重要な連絡手段であり、管理者の厚意によって運営されている。現在の管理者は仙波十夜氏。 |
えりーと 【エリート】 |
生まれた時点で既に当会に入会することを運命づけられていた人材。当初より自覚のある人物は少なく、当会入会後に自らの受けた英才教育に気付く事が多い。 |
おたっしゃくらぶ 【お達者倶楽部】 |
お年寄りの方々が老後の楽しみのために結成した集団。かつては当会で最大の勢力を誇ったが、活動拠点の閉鎖により現在は消滅? |
おはち 【―――】 |
例会後の食事処だったところ。土曜日の夜にガラガラで大丈夫かと心配していたら案の定……。 (→下北ルート) |
おわっている 【終わっている】 |
(1)「壊れた」状態がさらにひどくなり、もはや手のつけようがなくなった状態。(→壊れている)
(例)「最近『スパイラル』はどうなってる?」 (2)彼岸に行ってしまい帰って来られなくなった事。往々にして誉め言葉となる。(→ダメダメ) |
おんたい 【御大】 |
野本氏のコードネーム。お茶会暗黒時代、その幅広い人脈・地脈・金脈をもって当会の覇権を握ったため、陰の執権とも呼ばれる。その力を失ったかに見えたが、西方巡礼の末パワーアップして復帰。活動再開の機会を虎視眈々と狙っている。 |
かいけい 【会計】 |
会の財布を握る権力者。当会会員でその人物を恐れぬ者はいない。現在の会計は永野佐紀氏。 |
かいちょう 【会長】 |
現在お茶会は編集長の独裁体制から開放され、会長と編集長による分割統治となっている。多くの陰謀が渦巻いているとされるが、真相を知る者は少ない。現在の会長は天橋硝子氏。 |
かいらい 【傀儡】 |
かつて編集長に冠せられたことのある言葉。 |
がっぴょうかい 【合評会】 |
最新刊の『月猫通り』について、各作品を出席者一同が批評しあう会合。最近なれあい気味のため近々喝が入れられる予定。と言われ続けてはや○年。 |
きゃっか 【却下!】 |
実現不可能な、もしくは下らない企画等を一笑に付すのに使用する言葉。
(例)「次の『月猫通り』の特集はなしってことで」 |
きょだいべっさつ 【巨大別冊】 |
大きな特集だけで構成される冊子。最近では2112号の「大長編ドラえもん特集」が別冊として編纂された。 |
くろねこどおり 【黒猫通り】 |
九九年十月に創刊された部内誌。会員から最近読んだ本の感想・批評などを出してもらい、ジャンル別・作家別に集計して掲載する書評誌。これを読めば今のお茶会でどんな作家が読まれているかが分かる、はずであったが、現在は諸般の事情により休刊中である。 |
こうどにせいじてきな 【高度に政治的な】 |
あたかも、その行為が権力者の失脚や派閥の勢力拡大を意図しているかのような雰囲気を匂わせる修飾語句。汎用性が高いことから、頻繁に使用する会員もいる。高度に政治的な理由により編集長が二回交代したこともある。 |
ごがつさい 【五月祭】 |
東京大学本郷キャンパスで開かれる5月のお祭り。駒場祭と較べてアカデミックさをアピールしている。会誌を売る当会以上にアカデミックなテントなどないに等しい。(→駒場祭) |
このみす 【このミス】 |
宝島社が毎年刊行している「このミステリーがすごい!」のこと。当会も八八年のスタート以来ベストテンに投票している。過去の投票では『マリみて』に投票した唯一のサークルとして当会の名が全国に轟き、面目躍如した。 |
こまばさい 【駒場祭】 |
東京大学駒場キャンパスで開かれる11月のお祭り。当会も東大文芸部やペンクラブとともに出店している。「文芸・同人誌販売会」という名前で売っているのでパンフレットのどこを読んでも「新月お茶の会」の名前はない。(→五月祭) |
こみてぃあ 【コミティア】 |
自主製作誌展示即売会。中規模ながら創作オンリーという点でコミックマーケット(→有明例会)等とは一線を画している。当会も参加しており、知名度を徐々に上げつつある。 |
こわれている 【壊れている】 |
ある作品等について、ストーリーや構造や文章や絵柄が破綻・暴走していること。(→終わっている) (例)「浦賀和宏の新刊読んだ?」 |
さんせいどうしょてん 【三省堂書店】 |
下北沢駅北口正面のビル三階に位置する三省堂書店下北沢店のこと。ハードカバーや雑誌の品揃えが豊富である。 |
しもきたるーと 【下北ルート】 |
下北沢の「おはち」で夕食を食べ、「DORAMA」「仏」で本を冷やかした後、夜の九時頃に「シャノアール」へ行き、十一時頃までひたすら話し込むこと。 |
しゃの 【シャノ】 |
下北沢駅前の喫茶店「シャノアール」(綴り「CHAT NOIR」つまりフランス語で「黒猫」)。土曜の夜九時過ぎに会員が立ち寄る場所。フロアが地階であるせいか、しょっちゅう会話が暴走する。ネタの濃さは尋常ではない。真実の自分がよく発見される場所。なお、携帯電話が通じないため注意。(→下北ルート) |
しゅくせい 【粛清】 |
原稿を書かない、会費を払わない、大事な時に例会に出ないなどの不届きな諸行を行う会員を、月に代わっておしおきすること。歴代編集長の伝家の宝刀。 |
しょうかん 【召喚】 |
その場にいない会員を電話で呼び付けること。召還した本人が来ないことがよくあるが、ご愛嬌である。 |
しょせきぶ 【書籍部】 |
東大生協駒場書籍部のこと。当会のはたらきかけもあってライトノベルコーナーが設置される。『月猫通り』も販売している。 |
しんげつおちゃのかい 【新月お茶の会】 |
言わずと知れた当会の名称。『不思議の国のアリス』にちなんで命名されたという伝説があるが定かではない。かなりの確率で茶道サークルと間違われるという致命的な弱点を持つ。それにしてもまあ、アクの強い人間の集まっていることよ。 |
じんぼうちょうつあー 【神保町ツアー】 |
古本の町・神田神保町にこぞって出陣する企画。財布が軽くなる分、鞄が重くなる。経験則によると無事に家に持ち帰ることのできる最高冊数は六十冊程度。それ以上買った会員がどうなったかは不明。ただ、たくさん買う会員ほど買った本を読まない傾向があるそうだ。類似企画としてブックオフツアーがある。 |
しんほんかく 【新本格】 |
紐と滑車と変な屋敷の出てくる推理小説。 |
すーる 【姉妹】 |
『マリみて』の作品中で特につながりの強い先輩・後輩の間で結ばれる神聖な絆。往々にしてピンク色の雰囲気を伴い、実際は血のつながった姉妹というよりむしろ恋人同士に近い。 |
すっとこどっこいふぁんたじぃ 【―――】 |
見月氏が提唱したジャンルの名称。すっとこどっこいなふぁんたじぃのこと。『月猫通り』2102号では特集を行った。(→SF) |
せんせい 【先生】 |
(1)当会における二人称。
(例)「先生、ちょっとそこの本取って」(2)当会における敬称。美柑姫みかん氏や凪木梟氏など絵師を呼ぶ際によく使用される。 |
ぜんせいきのいぶつ 【前世紀の遺物】 |
21世紀の今、そんなものに言及するだけで恥ずかしいブツのこと。いろいろなものを「なかったこと」にしたい気持ちの表現。
(例)「エヴァは前世紀の遺物です。もう忘れましょう」 |
だいがくいん 【大学院】 |
当会においてずるずると在籍年数が伸びて行く魔の場所。(→留年) |
たしかに 【確かに】 |
あいづちの一種。何も考えていないことを隠すのに使われる。
(例)「今こそお茶会は改革が必要だと思うんだ」 |
だめだめ 【ダメダメ】 |
(1)自分でもどうしようもない物と知りつつ深みにはまってしまうこと。
(例)今更「シスプリ」のアニメを見直してしまった。結構ダメダメな感じ」(2)褒め言葉の一種。(類義語)終わっている |
ちょうきていらくけいこう 【長期低落傾向】 |
お茶会が現在陥っていると言われる状態。数十年以上前から囁かれているのは、当会が如何にぐうたらな人間ぞろいであるかを如実に物語っている。 |
つうしんかいいん 【通信会員】 |
地方在住ながら『月猫通り』に寄稿する会員。『大江戸太平記』の作者唐司郎氏など。 |
つきねこどおり 【月猫通り】 |
新月お茶の会が編集して、株式会社ポプルスが製本する、SF・ミステリ・ファンタジーetc.のファンジン。のはずなのに、「そのような雑誌は既に消えうせた」(中里一氏談/SFマガジン96年3月号)という。最近etc.が非常に目立つ。かつて牧眞司氏に「いい意味での軽さがある」と言われたことがあるが、褒めてもらったのだろうか。 |
どくしゃ 【読者】 |
増えるとうれしいもの。 |
どくしょかい 【読書会】 |
課題図書を決め、感想と批評を戦わせる企画。最近復活した。担当は毎回変わる。 |
どらま 【DORAMA】 |
下北沢駅から程近い所にある古本屋。 ここ最近の当会は食事会の後にここで本を冷やかしていくことが多い。一冊百円のワゴンセールは時の流れの無常さを痛感させてくれる。(→下北ルート) |
なかむらもんど 【中村主水】 |
「真の」初代編集長。2010号代、そしてここ最近の『月猫通り』には、実際にこの名が「編集人」の欄に刻まれている。 |
なぐったらしぬ 【殴ったら死ぬ】 |
洒落にならない分厚さを持つ書籍、中でもハードカバーではなく文庫・新書に対して、ある種の敬意、または呆れを込めてつけられる形容詞。月猫通りも2107号ではついに殴って人を殺せる厚さに到達した。
(例)「先生、今月号の電撃hpはいかがでしたか?」 |
ねこまたどおり 【猫又通り】 |
当会の公式ホームページ。つまり、此処。編集部日誌や会員紹介、会員のホームページへのリンクなどがある。 URL: http://www1.cds.ne.jp/~tp/ |
のろわれている 【呪われている】 |
いろいろな意味で危険な、 どうしようも無い物。
(例)「この前、ファウストの第6号を買ったんですよ」 |
はせがわいんさつ 【長谷川印刷】 |
当会がお世話になっていた印刷会社さん。製本代は少々値が張るが、ロケーションが あまりにも優れているので利用し続けていた。しかし『月猫通り』の外注化に伴って利用されなくなってしまった。 |
はばつ 【派閥】 |
次々と結成されては雲散霧消してゆく、権力闘争の基本単位。当会で生き残るためにはこの勢力地図を正しく読める必要がある。 |
ぱふぇ 【パフェ】 |
「シャノアール」における最高級のスイーツ。注文には財力の他、勇気と無謀さ、そして若さが必要とされる |
ふぁうすと 【ファウスト】 |
メフィストの姉妹誌。一人編集長制、目次にページ数がないことなどが話題になった。掲載されている小説は時代を象徴する名作揃いで、読むと鬱になること請け合い。漬物石に使えそうな雑誌NO1への道は近い。 |
ふぁんたじー 【ファンタジー】 |
ファンタジーはかつて逃避の文学でした。しかしトールキンが「現実逃避のどこが悪い!」と喝破した時、わたしたちは初めて空想の翼を自由に羽ばたかせることを許されたのです。トールキンありがとう。おかげで日本はこんなになりました。 |
ぶしつ 【部室】 |
新月お茶の会の部室。駒場キャンパス学生会館307号室。その地理的状況から平日の駒場生の溜まり場になっているが、なぜか一部の本郷生が頻繁に現れる。過去の『月猫』が保存されているほか、ミステリマガジン、SFマガジンのバックナンバー、特集で使われた参考書籍なども置かれる。ゲーム機や無線LANが使用できるようになってしまった。 |
ぶしつのーと 【部室ノート】 |
部室に置かれているノート。緊急を要さない連絡事項のほか、会員個人の身辺雑記などが書かれる。18禁。 |
ぶんがくフリマ 【文学フリマ】 |
略称「文フリ」。「文芸フリマ」ではない。文字主体の即売会であり、『月猫通り』売上は他のイベントよりも文学フリマ依存度が高くなっている。 |
べっさつ 【別冊】 |
(1)当会でイベントを行うときに発行される小冊子。
(2)『月猫通り』本誌で品切れになった号のうち、好評だった特集等を再録した冊子。 |
へんしゅうこうき 【編集後記】 |
『月猫通り』最終ページ。編集後記人なる人物がお茶会の陰謀渦巻く黒々とした一面を描いている。気が向くと軽めの後記が書かれることもあるらしい。 |
へんしゅうこうきにん 【編集後記人】 |
正体不明。 |
へんしゅうちょう 【編集長】 |
当会の代表・最高権力者であったが、会長職ができたことにより、編集作業における中心人物、文字通りの編集長となった。しかし近年は編集長会長ともに権力を持たず、会計が最高実権を持つとの噂が。現在の編集長は凪木梟氏。(→会長) |
ぺんねーむ 【ペンネーム】 |
お茶会において、会員数と執筆者数が食い違う最大の理由。複数ペンネームを持つ会員は数知れない。新人会員は両方を覚えなくてはいけないため、まず混乱する。 |
ほとけ 【仏】 |
故事成語。下北沢駅のすぐそばにある本屋「博文堂書店」。この本屋に『仏と共に闘う男 ロベルト・バッジオ』なる本があり、イタリア人の話なので「フランス」だと思っていたら正真正銘「ホトケ」だった(!)という驚愕の故事に基づく。 |
ぼんのう 【煩悩】 |
「愛」とも言われる。葉咲氏がテニスの王子様ミュージカルに対して、月兎氏がTYPE−MOONに対して、宇佐見氏がメイドに対して、市川氏がギャザに対して、堀内氏が國府田マリ子に対して、野本氏が新居昭乃に対して抱いている感情。 |
みすてりまがじん 【ミステリマガジン】 |
早川書房の発行する 三大雑誌の一つ。ちなみに三大雑誌とは「SFマガジン」、 「ミステリマガジン」、「悲劇喜劇」の三誌を指す。 |
みすれん 【ミス連】 |
「関東大学ミステリ連合」の略。ワセダミステリクラブ等、関東近郊のミステリサークルにより構成。月一回新宿某所で行われる例会(飲み会)には出版会の人間も多く集まり、思わぬ内幕が覗けることも。連絡担当は仙波氏 |
めいど 【メイド】 |
萌え属性の一種。下手に「メイド」という言葉を口にすると血を見ることとなる。 |
めふぃすと 【メフィスト】 |
講談社発行の季刊誌。編集者が投稿作品をボロクソにけなす様は爽快だが、褒められてデビューした作品が面白いかどうかは保証の限りではない。勿論、推薦のオビは裏読みが要求されることは言うまでもない。 |
ゆり 【百合】 |
女の子と女の子の恋愛もの。中里一氏の得意分野。「これが分かると世界が見える」らしい。『月猫通り』の記念すべき 2100号は「百合」特集であった。 |
りゅうねん 【留年】 |
当会においてずるずると在籍年数が伸びていく魔の現象。(→大学院) |
れんさい 【連載】 |
始めることはのび太に昼寝をさせることよりも簡単だが、完結させることはラクダを針の穴に通すことより難しい、と言われている。始めたからには終わらせる責任が作者にはあるが、一説によると時効があるらしい。 |
あにちゃま 【兄チャマ】 |
われらがオタク評論家の若手最強、東浩紀のこと。ドゥルーズだデリダだのと難解なことを語っているかと思いきや、アスカ萌えだったり『未来にキスを』の台詞回しに陶酔していたりするので油断できない。彼が兄チャマと呼ばれるようになった経緯は複雑なので割愛する。当会の転叫院氏は東浩紀ウォッチャーであり、2095号では回顧まで書いた。兄チャマの秘密はお茶会がぜーんぶチェキしちゃうんデス。(→お兄ちゃん) |
いーたん 【―――】 |
第二十三回メフィスト賞受賞者である西尾維新のこと。作品中の登場人物「いーちゃん」とは違い、主に作者自身のみを指すのに使われる。ギャルゲー風萌えミステリーで一躍注目を浴びている。 |
うにょーん 【―――】 |
良くも悪くも名状しがたいうにょーんとした状態を表す言葉。チャットで多用されていたが、いつのまにか日常生活でも使われるようになった。一部の人外会員は挨拶としても用いていた。(類友語)うにょにむ |
おにいちゃん 【お兄ちゃん】 |
香山リカから親しみをこめてリアルに「おにいちゃん」と呼ばれている大塚英志のこと。それにしても表象系の批評家というのは、どこかのゲームの主人公のような性格の者が多く、当会では浩生アニキだの斗司夫お兄ちゃまだの剛おにいたまだのと呼ばれている。 |
くろねこ 【黒猫】 |
桐夜氏の使い魔とされるが、その詳細は不明。襲われた人間は皆一様に「暗闇に、猫が、猫が」とうわ言を繰り返すばかりである。 |
げう゛ぁる【ゲヴァる】 | 他の会員が愛しつつ憎んでいる対象について、鋭く深い突っ込みを入れること。ヘゲモニー闘争における具体的戦術。最近の若者には通用しないとの意見もある。 |
ごかねんけいかく 【五ヵ年計画】 |
第十九代編集長・翳直氏が打ち出した、お茶会の拡大政策。翳直氏はこれにより五年スパンでお茶会を世に知らしめようともくろむも、会員の反対の前にあえなく玉砕。 |
ごきげんよう 【―――】 |
『マリみて』で使われる、リリアン女学園の由緒正しき挨拶。革命が起こったのちには日本の朝はこの言葉とともに始まることになる。 |
ざんき 【残機】 |
死ぬと減る。なくなるとゲームオーバー。あくまでクレジットを投入して続けるか、諦めてゲームから退場するか、だ。見月氏や猫人氏の生命(ライフ)は残機制だと言われている。 |
しーぷるぷる 【C++】 |
→http://www.geocities.jp/cpluplu_lab/ |
しっけん 【執権】 |
表の編集長と並び称される裏の権力者。執権の権力を持ってしても、「西」の強大化した力には太刀打ちできない。 |
じごうをかつもくしてまて! 【次号を刮目して待て!】 |
編集後記を締めくくる常套句。音読するときは腹に力を入れて熱く叫ぶこと。決して頭に「はいはい」などと付けてはいけない。 |
じこひはん 【自己批判】 |
反省のない反省。
(例)「『Zの悲劇』を萌えミステリとして読んでしまいました。そんな自分を自己批判します」 |
すいようれいかい 【水曜例会】 |
毎週水曜夕刻より「カフェ・ド・クリエ 本郷通り店」にて開催。駒場まで出向く暇がない本郷生でも気軽に集まれる会として開設された。しかし実態は年寄りが額を寄せてお茶会の将来を愁う集会となってしまい、現在は消滅。 |
ちょうしんせい 【超新星】 |
何の前触れもなく出現し、一気に世間の注目を集めた後、あっという間に凋落の一途を辿っていく人物のこと。矢野龍王。 |
つよまる 【強まる】 |
己の煩悩のままに突っ走ること。他人の目にどう映ろうが知ったことではない。いずれにせよ、自分に正直なのは良いことだ。 |
ていうか、どうよ 【――】 |
直前の文脈を無視して強引に話題を開始する際に使用する枕詞。
(例)「ていうか、三並夏どうよ」 |
でっぱり 【―――】 |
翳直氏の愛称。デパリ、凸とも書く。外見のかわゆらしさを表現するために烏丸氏が開発した。 |
ではでは 【ではでは】 |
別れの挨拶。 |
でわのはな・でわのうみ 【出羽の花・出羽の海】 |
中里語。主に明大前駅で使用される「ではでは」の同義語。 |
ねこはなんでもしっている 【猫は何でも知っている】 |
嶋尾和樹『クラヴィットの夜』(『月猫通り』2060号)の冒頭を飾る傑作フレーズ。当会のキャッチフレーズとなりつつある。 |
ねとばし 【寝飛ばし】 |
有村悠氏の得意技。寝坊して例会や約束をすっとばすこと。重要な用事がある時はモーニングコールに加え実際に押し掛ける事が必須。 |
びっぐぼす 【ビッグボス】 |
中里融司(作家。第一回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞)のこと。『月猫』の「電撃特集」を読んで、そのあまりの酷評ぶりに激昂し、コミティアのお茶会ブースに殴り込んできたという、当会にとって(何人目かの)因縁の人物。広範なコネクションを持ち、その人脈を活かして富士見を干された作家(葛西伸哉・大林憲司・夏緑)をファミ通文庫に螺込んで、彼らと「鋼鉄の同志」を結成。「ビッグボス」とはその「鋼鉄の同志」内での彼の敬称。そこから借りて当会でも彼はそう呼ばれている。 |
ぽまー 【ポモ】 |
ポストモダーンな言い回しを使っているうちに、もはや言わんとしていることが支離滅裂に脱構築されてしまった人のこと。 |
ぽも 【ポモ】 |
ポストモダニストの略。恥ずかしがりやの大学教員が合コンで自己紹介する時の自称。 |
ほんごうれいかい 【本郷例会】 |
正式名称「本郷諮問会議」。水曜例会と呼ばれることが多い。 |
まりみて 【マリみて】 |
今野緒雪の小説『マリアさまがみてる』(コバルト文庫)のこと。これを読んで「百合」に目覚めた会員は数知れない。アニメ化や漫画化を経て、人気が下火になってから久しい。いつ完結するのやら。(→ごきげんよう) |
まるか 【満留賀】 |
例会後の食事処。その地の利から土曜の夜は世話になることが多かったが、近年になり「おはち」に御株を奪われた。(→下北ルート) |
やさがし 【家捜し】 |
例会後など人の家に泊まり込む際、その人が所有しているものをあちこちほっくり返して手当たり次第何があるのか確かめること。翳直邸で山本氏がよくやる。彼はいつも家捜しのチャンスを虎視眈々と狙っているので要注意である。 |
わいし 【Y氏】 |
東浩紀がホームページ上で批判的にコメントした謎の人物。お茶会メンバーの中に潜伏しているという噂もあるが、真相は不明。Y氏の趣味はポストモダン、特技は脱構築だと言われている。ちなみに当会の転叫院氏は東浩紀のファンだが、お分かりの通り彼のイニシャルはTであり、謎が謎を呼んでいる。 |
なにかいいゆりぶっけんありました? 【何か良い百合物件ありました?】 |
「ご機嫌いかがですか」とほぼ同義。 |
めからびーむがでる 【目からビームが出る】 |
涙が出るとか鱗 が落ちるとか言った段階を遥かに超越した、魂の根幹を揺さぶるような感動を現す言葉。例のハイブリッド猫耳娘とは何の関係も無い。 |
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